遅ればせながら
「インターステラー」を観に行った
ヤバイ
どうやったらこんな凄い映画を作れるんだ
僕は映画を観て暫く放心状態になった
今までみたどんな映画より凄い映画だった
そう言うのは恐らくこの映画を
今我々が知るべき「真実」を、今まで観念的にしか描かれていなかった真実を、我々が現実として受け入れるきっかけになる橋のように感じたからかもしれない
大多数の人は、かつて大地が平らだと信じていたように、全ての人間が同じ「時間」を共有しているという幻想を信じている
原因があって結果があるという時間のなせる幻想を信じている
この映画はそんな幻想にしがみつく人間の意識にヒビを入れてくる
視覚を信じ、幻想上の小さな立ち位置の違いで争っている僕らの謝った認識にヒビを入れてくる
壮大なハードサイエンスフィクションをこんなに現実と区別しにくい程生々しく、完璧につくるなんて、凄く凄くショックを受けた
ストーリーはフィクションだが僕はこの映画をファクトに感じてしまっている
サイエンスファクト
この映画を使って「何か」が僕らに真実を垣間見せようとしているような感覚
これほど映画が僕の現実に影響を及ぼしそうな感覚を持った映画は他にない
だから見終わって暫くショックを受けた
僕は同じ映画を2度観に行った事はないが
もう一度映画館に行って観なければと思う
そして皆さん
この映画は映画館で観なければこの映画が伝えたい多くを感じられないと思います
「穏やかな夜に身を任せるな
老いても怒りを燃やせ、終わりゆく日に
怒れ、怒れ、消え行く光に」
劇中何度も繰り返される詩
調べると
ディラン・トマスの詩だ
あぁ
俳優の仕事をしているなら
クリストファー・ノーランの映画に出たい
クリストファー・ノーランの映画に出ないで俳優をしている意味があるのか…
そんな気持ちです
僕は今断言できる
この映画は全ての映画の中で僕の思う最も優れた映画だっちょ
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