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  • ・「続 深夜食堂」
    2016 11/5公開 監督:松岡錠司 出演:小林薫 ほか
  • ・「湯を沸かす程の熱い愛」
    2016 10/29公開 監督:中野量太 出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、ほか
  • ・「超高速!参勤交代リターンズ」
    2016 9/10公開 監督:本木克英 出演:佐々木蔵之介、深田恭子、ほか
  • ・「百枚めの写真」~一銭五厘たちの横町~
    トムプロジェクトプロデュース 2016 7/8(金) 板橋区立文化会館小ホール 8/15(月) - 17(水) 俳優座劇場 他、静岡、関西、北海道等約40ステージ
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2009年10月24日 (土)

究極のメイドカフェ

昨日ちょっと面白いところに行ってきました。

「絶世の美女がいるんだよ田中君」と監督が撮影の合間に僕に教えてくれた喫茶店。僕の役は恋に不器用、でも猪突猛進な男で、「ああ、こういう美人なら駆け落ちしてもいいって思うかもしれないなぁ、と思わせるんだよ田中君」と僕の役への理解を深めるために例えを挙げてくれただけなのかもしれないけれどそう仰っていて、僕はこの撮影中にいつか行ってみようと思っていました。

で、昨日その喫茶店の近くで撮影だったので、一人だけ早く上がった僕は帰りにちょっと覗いてみたわけです。

Photo

んん、この 二階。で、入ってみるとこんな感じ。

Photo_2

Photo_3

いやさぁ、名曲喫茶ってなんか本とか話では聞いたことがある気がするけど、映画館みたいにみんな同じ方向を向いて座るようになってるからびっくりしたよ。別にスピーカーは見なくてもいい気がするんだけど、なんかスピーカー様がありがたい感じが、なんか悪くないっていうか、興味深かったです。誰も口を利かなくてね。ただみなさん音楽を聴きに来て、サンドイッチを食べたりコーヒーや紅茶の飲んだりしているようすでした。

で、例の美人は…というと…入る時に入り口の奥まったカウンターの向こうにそれらしき人がいたんだけどチラッとしか見えず、そのチラだと、ううん、確かにすらっとして色白な感じだけど、ううん、絶世かといわれると…ううん。という印象でした。

でひとしきりコーヒーなどをいただき、Deepな京都を味わったあと帰ろうと席を立つと、ちょうどその美女が誰かの席を片付けているところで、僕を見ると何も言わず僕の前を僕を導くようにレジのほうへ歩いて行った。

これがねぇ、それまでも、無口で物腰が皇室みたいだなぁと思っていたのだけれど、僕を導くその歩きが…んん、例えると、イギリスの森の奥の洋館の執事が出迎えてくれて部屋に通してくれるあの感じ…。違うな。なんというか…「ゆっくり」なの。普通の速度より少し。少しゆっくりなの。それも老人じゃない若い女性だからね。前を行き導いてくれる若い女性がゆっくりだとねぇ、なんか、お互いを感じながら歩くんだよなぁ。「アイズ・ワイド・シャット」で仮面をつけた素っ裸の女性がトム・クルーズを導いているところな感じ。んん、これは的確な比喩だな。

で、それが、仕事中だからそういう風にしているようには見えない人なのさ。普段からこうなんだろうな、この人、こうして生きているんだろうな、と思った。そうしてレジに入り僕に値段を告げると、僕は大きいのしかなくてそれで払ったらなんと!おつりが全部結婚式バリのピンピンのピン札です!これはねぇ、本当に行き届いた雰囲気作りで、もう究極のプレイだと思いました。そして、「次回レシートをお持ちいただければチャージ分が只になりますので。ありがとうございました。」と僕の目を真っ直ぐ見て言ってから頭を下げたんだけど、それがねぇ、こっちがちょっと勘違いするくらい事務的、商売的じゃないんです。あの蔓延している心のない「ありがとうございましたぁ」「いらっしゃいませぇ」じゃないの。違うの。この人にとってのお客さんは僕だけなんじゃないかと思うくらいで、その言われ方は、淋しくなったらまた行こうかなって思う感じなんです。

Photo_4

動揺してピントがマンホールに合っています。

また行きそうな気がします。

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コメント

例の美人。。。
とても興味深い方です。

私も究極にはほど遠いですが、カフェスタッフとして、
ひとりひとりのお客様への感謝の気持ちを、押し付けすぎず
伝えることを、いつも心掛けています。

“また行きたい”と、思っていただけることは、本当に嬉しいこと。

実存しないかのようなお店、店員さんのお話に、引きこまれて
読んでしまいました。ありがとうございますcafe

椅子もクラシックで、なにより日本の中にある西洋という感じですね。それに明るい、感じがします。
お客様の目を見てからのお辞儀。
なかなかできません。一呼吸おけないものです。
魅力的な場所を発見♪ですね。

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